祭りの案内人のマイスター

マイスター:朝野豊和 祭りの案内人

昭和29年に大町に生まれ育ち、都会で大学、専門学校、研修生活を送る。28歳で大町に朝野整骨院を開業、堀六日町舞台の囃子にかかわりながら、地元の祭りの魅力を再発見する。町内の囃子演奏のかたわら、大町舞台囃子保存会で舞台の調査研究、子ども囃子育成に携わる。「祭りは小さい子どもからお年寄りまでが楽しめる総合文化であり、人生のハレの日である。」と言う。「ただ見物するだけではなく、かかわる楽しさを共有しながら町づくり、人づくりができたらいいですね」と語っている。

大町の夏祭り〜若一王子神社と祭礼日〜

若一王子神社は神仏習合が色濃く残された神社で、県下では佐久の新海神社とともに、
廃仏毀釈を免れた三重塔があります。このたび創建450年事業で観音堂とともに改修がなされました。大町の短い夏はこの王子の夏祭りで幕を開けます。

この祭りは京都祇園会の信仰をもとに、祇園祭と同じ7月17日におこなわれてきました。
梅雨明け間際の時期でもあり『雨祭り』の異名があります。
ここ数十年は7月29日となりましたが、昨年より例祭日は本来の7月17日とし、
子ども流鏑馬と舞台巡行といった奉祝行事は7月の第4日曜日となり、
時代にあわせた英断がなされました。

全国でも唯一といわれる10騎の子ども流鏑馬と、荘厳・軽妙な囃子演奏で巡行する
6台の舞台(山車)が、昔の姿そのままに市中に展開するさまは時代絵巻のようです。
こうした伝統の祭の魅力を探りながら、大町を見直してみませんか。

今年は7月23日の八坂神社前夜祭を皮切りに24日の八坂神社神輿、稚児行列と舞台宵祭り、
そして25日が子ども流鏑馬と舞台巡行です。

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