岳の案内人のマイスター

マイスター:柏原一正 岳の案内人

種池山荘、冷池山荘、新越山荘の三代目オーナー。一正さんの父、柏原正泰(二代目)さんが、昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて、爺ケ岳南西斜面をトラバースして種池山荘へ至る登山道「柏原新道」を独自に切り開いたことにより、安全かつ短時間で爺ヶ岳、鹿島槍への登頂が可能になりました。今や代表的な北アルプス登山入門コースでもある柏原新道の整備には一正さんを先頭に山小屋スタッフが当たられています。夏山シーズン中には多くの登山者が北アルプスの大パノラマや可憐なコマクサやチングルマなどの高山植物との出会いをもとめて爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳に行き交います。冬には爺ガ岳スキー場で、溶岩窯で焼く手作りピザの店「パウダーパフ」を営業

北アルプスも6月13日梅雨入りです。

山岳
私どもで運営している北アルプスの種池山荘と冷池山荘も今期の営業を6/12に開始いたしました。また私どものもう一軒の山小屋、新越山荘をはじめ周辺の他の山小屋もこのあと月末にかけて入山、小屋開けをして、7月初旬までには夏山営業を開始していきます。
今春はいつまでも寒さがぶり返したり、梅雨入りが遅かったりで、若干雪融けも遅れ気味な感じの中でのスタートです。登山道上にもまだたくさんの残雪があり、確実に安心して夏山気分で登山が可能になるのは、やはり7月に入ってからでしょう。下のほうではシャクナゲやムラサキヤシオツツジ、タムシバなどが咲き、主稜線でもキバナシャクナゲ、キジムシロなどが咲きだしていますが、皆さんが心待ちにされている主稜線の大きな"お花畑"の高山植物が見頃を迎えるのはまだまだ先の7月下旬以降のことです。
その頃には梅雨もきっと明けて稜線の夏の日差しが登山者を迎えてくれることでしょう。北アルプスの梅雨明けは例年7/24ごろです。