岳の案内人のマイスター

マイスター:柏原一正 岳の案内人

種池山荘、冷池山荘、新越山荘の三代目オーナー。一正さんの父、柏原正泰(二代目)さんが、昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて、爺ケ岳南西斜面をトラバースして種池山荘へ至る登山道「柏原新道」を独自に切り開いたことにより、安全かつ短時間で爺ヶ岳、鹿島槍への登頂が可能になりました。今や代表的な北アルプス登山入門コースでもある柏原新道の整備には一正さんを先頭に山小屋スタッフが当たられています。夏山シーズン中には多くの登山者が北アルプスの大パノラマや可憐なコマクサやチングルマなどの高山植物との出会いをもとめて爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳に行き交います。冬には爺ガ岳スキー場で、溶岩窯で焼く手作りピザの店「パウダーパフ」を営業

鹿島槍ヶ岳盛夏


月の海の日3連休で最高のスタートをきった、今夏の登山シーンですが、その後は7月下旬から8月上旬にかけての天候不安定にともなって、登山者の動きも低調に推移しています。ただお盆前からはようやくお天気も安定してきており、今後の登山者の動向に期待大です! 8月後半、そして期待の9月、10月の紅葉秋山シーズンの天気の安定を祈らずにはおられません





さて今夏は、例年になく高山植物のお花の付き具合が良く、シラネアオイ、シナノキンバイ、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ等々・・・・ 本当にいろんなお花たちが咲き乱れ、登山者をなごませてくれましたが、そろそろそれらの夏のお花たちが乱舞したお花畑も幕を下ろそうとしています。そしてそれらに取って代わるようにトウヤクリンドウやミヤマトリカブトなどの秋のお花たちが元気に咲きだしています。岳の季節の移ろいは本当に早く、あと2週間もすれば、足下に小さな葉っぱのジュウタンを敷き詰めるウラシマツツジの紅葉が徐々に始まります。



 9月下旬からの紅葉トップシーズンも気になりますが、まずは復活した下界の猛暑からの脱出をはかり、ぜひとも爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳へ往く夏をお楽しみにぜひお出かけください。



2011 0811 k 314.jpg


 


2011 0811 k 154.jpg