岳の案内人のマイスター

マイスター:柏原一正 岳の案内人

種池山荘、冷池山荘、新越山荘の三代目オーナー。一正さんの父、柏原正泰(二代目)さんが、昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて、爺ケ岳南西斜面をトラバースして種池山荘へ至る登山道「柏原新道」を独自に切り開いたことにより、安全かつ短時間で爺ヶ岳、鹿島槍への登頂が可能になりました。今や代表的な北アルプス登山入門コースでもある柏原新道の整備には一正さんを先頭に山小屋スタッフが当たられています。夏山シーズン中には多くの登山者が北アルプスの大パノラマや可憐なコマクサやチングルマなどの高山植物との出会いをもとめて爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳に行き交います。冬には爺ガ岳スキー場で、溶岩窯で焼く手作りピザの店「パウダーパフ」を営業

爺ヶ岳稜線は百花繚乱の季節へ


爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳周辺では登山道上の残雪も完全に消えて、登山道沿いには夏の稜線を彩る高山植物の数々が一斉に咲きだしています。一番人気の高山植物の女王ともいわれるコマクサをはじめ、チングルマ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、キヌガサソウ、アオノツガザクラ、ハクサンフウロ、クルマユリ等々まさに百花繚乱の装いです。今年は春先のシャクナゲから始まって、どのお花もとても良い花の付き具合です。





 扇沢から登る柏原新道の到着点である種池山荘の手前ではコバイケイソウがトウモロコシのような形のお花をいっぱい付けて、4時間余りの汗だくの上りをいやしてくれるかのように咲きほこります。種池山荘まで来れば目指す爺ヶ岳もまもなくです。そしてさらに多くの登山者は、日本百名山でもある鹿島槍ヶ岳登頂へと足を延ばしていきます。まもなく8月入り、登山者もお花も最盛期を迎えます。




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