岳の案内人のマイスター

マイスター:柏原一正 岳の案内人

種池山荘、冷池山荘、新越山荘の三代目オーナー。一正さんの父、柏原正泰(二代目)さんが、昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて、爺ケ岳南西斜面をトラバースして種池山荘へ至る登山道「柏原新道」を独自に切り開いたことにより、安全かつ短時間で爺ヶ岳、鹿島槍への登頂が可能になりました。今や代表的な北アルプス登山入門コースでもある柏原新道の整備には一正さんを先頭に山小屋スタッフが当たられています。夏山シーズン中には多くの登山者が北アルプスの大パノラマや可憐なコマクサやチングルマなどの高山植物との出会いをもとめて爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳に行き交います。冬には爺ガ岳スキー場で、溶岩窯で焼く手作りピザの店「パウダーパフ」を営業

近づく夏山シーズン!


今週はいよいよ7月入り!


北アルプスの山小屋も続々とオープンして、待ちに待った夏山シーズンがいよいよ到来ですね。今シーズンも10月下旬の山小屋のクローズドまで鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳周辺の岳の様子や山小屋の様子をお伝えしてまいりますのでよろしくお願い申し上げます。


さて私どもが経営している3軒の山小屋のうち冷池山荘はゴールデンウィーク営業の後は閉鎖していましたが、扇沢からの柏原新道が通行可能になった6/17には隣の種池山荘ともども今季の営業を再開いたしました。またもうひとつの鳴沢岳にある新越山荘も長かった冬期閉鎖から目を覚まし、7/1にはオープンいたします。すでにスタッフも新越山荘入りして準備に余念がありません。また山小屋周辺に大量にあった残雪も、ここ数日の大雨や温度上昇にともなって順調にその量を減らしてきています。すでに雪の早く消えた箇所では大町高校の校章にももちいられているシラネアオイをはじめ、サンカヨウやキジムシロ、ミツバオウレンといった高山植物が可憐な花をつけ始めています。これから7月下旬のお花畑の盛りに向けて日に日に花の数も、その種類も増していくことでしょう。


 一方で登山者はまだまだ少ないですが、雄大な残雪の鹿島槍ヶ岳や立山連峰、剱岳を間近で見られる爺ヶ岳には少しずつその姿も戻ってきています。7月入りの声とともに登山者も一気に増えて、7/16からの海の日3連休には、最初のピークを迎えることになるものと思われます。ただし当然のことながらそれもお天気次第、このあとの順調な梅雨明けを期待したいものです。あまりにも早かった5/28の梅雨入り宣言でしたが、そのぶん梅雨明けも早ければもってこいなのですが、そうは問屋が・・・ 卸してくれるでしょうかね?  6/25には梅雨の合い間をぬって今季最初のヘリコプター荷揚げ作業も行なわれ、7月分の食品類やビール等も無事に荷揚げされました。今シーズンもたくさんのお客様にお越しいただきたいものです。(6月26日)


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