岳の案内人のマイスター

マイスター:柏原一正 岳の案内人

種池山荘、冷池山荘、新越山荘の三代目オーナー。一正さんの父、柏原正泰(二代目)さんが、昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて、爺ケ岳南西斜面をトラバースして種池山荘へ至る登山道「柏原新道」を独自に切り開いたことにより、安全かつ短時間で爺ヶ岳、鹿島槍への登頂が可能になりました。今や代表的な北アルプス登山入門コースでもある柏原新道の整備には一正さんを先頭に山小屋スタッフが当たられています。夏山シーズン中には多くの登山者が北アルプスの大パノラマや可憐なコマクサやチングルマなどの高山植物との出会いをもとめて爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳に行き交います。冬には爺ガ岳スキー場で、溶岩窯で焼く手作りピザの店「パウダーパフ」を営業

北アルプスは秋の花と夏の花が競演


比較的好天が続く鹿島槍ヶ岳周辺です。



残雪の雪融けが遅れ気味で夏のお花の咲き出しは遅めだった今夏ですが、梅雨明け後の晴天続きのため、逆に秋のお花は早めの咲き出しです。

 

すでに初秋のお花の代表でもあるトウヤクリンドウは白い花をつけ盛りを過ぎようとしています。また、例年9月になっても目立つタテヤマアザミやミヤマトリカブト、ヤマハハコなどもどんどん咲きだしています。トウヤクリンドウ.jpg

 

日中の最高気温も18度程度の天然ク-ラーのような日もあり、稜線をわたる風はひんやりとしてとても気持ちいいです。朝の最低気温が10度を下回るような日は寒いくらいです。暦の上では早くも立秋を過ぎましたが、山の上では暦どおりにこれからは秋の気配が日に日に感じられていく季節です。登山者で賑わう赤沢岳山頂.jpg